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女子力コンプレックス

もう一ヶ月以上もたってしまいましたが、
詩人&ミスiD個人賞の文月悠光さんとの、
文月悠光×朝井麻由美 女子力コンプレックス ~“かわいい”って、何?~
というトークイベントに出てきました。

10/1発売の「ROLa」(11月号・2号)で書いたコラムがきっかけとなったイベントです。
※ちなみにROLaは次の号(1月号・3号)が明日11/30にはもう発売されるのですが、
11月号もまだAmazonには在庫が少し残っているようです。

コラムの取材で文月さんとお会いしたところ、
1時間程度の予定が2時間半くらい、容姿・キャピキャピ・女子力、
女子の世界での生きにくさについての話が止まらず、
コラムに盛り込めなかった話も含めてイベントにしてしまおう、となったのでした。
イベントタイトルの通り、「女子力」というものに対するコンプレックス剥き出しのトークで、
開始前は不安でいっぱいだったけれど、
盛り上がって&イベント後もTwitterであれこれ考えを巡らす
問題提起にもなったようで、すごく安心。

イベント最中&後のTwitterでの反応に関してはこちら。
「文月悠光×朝井麻由美 女子力コンプレックス」への反応まとめ
http://togetter.com/li/580198

イベントの簡単な流れを振り返ると……
■前半
・自己紹介、イベントの趣旨説明
・文月さん「アイドルオーディション(ミスiD)にエントリーしたら、2chで容姿を叩かれました」
・自分の容姿やランクのことなんて分かってる!
・根強く残っているのはスクールカーストの呪縛
・毎日異性からランク付けをされている感覚
・実は女子校と共学は違う
・共学は異性という"視聴者"がいて、女子校はいない
・AKB指原が総選挙で1位を取ったときに感じた"カースト感"
・コンプレックスに悩んだ結果「アイドルをやってみる」という選択の理由
・写真に撮られるのが苦手な自意識と、自撮りの話
(小休止)
・文月さんによる詩の朗読

■後半
・女性の作家や詩人は顔を出すべきか否か
・筆名人格と本名人格の違い
・作り手がアイドルになることのプラス要素って?
・詩をポピュラーにする意義
・質問タイム


イベント後にTLで見かけた関連ツイートで、すごくしっくりきたのがこれ。



「男の子の女子に対する外見への厳しさと女の子の女子に対する外見への厳しさって内容が全然違う。男子は恋愛対象、性的対象、結婚対象など対象としての評価の厳しさだけど、女子は性的対象ではないから共感、憧れの要素が多くなり理想の自分の自己投影の部分が大きいからすごい厳しくなるのかな、と。」

この、「女の子の女子に対する厳しさ」っていうのは、
こと外見に関してだけではなく、中身・言動に対しても同じなはず。

例えば、同性であるAちゃんの言動に、何か気に入らない点があったとする。
「気に入らない」と過剰反応するのは、
同性であるAちゃんに対して、
「共感」(=自分の考えと同じであってほしい)や「憧れ」(=自分の理想の言動をとってほしい)
を求めているから。

で、逆に、自分が同性であるAちゃんから、その言動は気に入らない、と言われたとする。
すると、同性から批判された=自分の女子的な感覚はおかしいのか?
とショックを受ける。
同性であるからこそ厳しく批判されるし、その批判にショックを受ける。
これが異性に批判されたとして、ショックを受けるかというと、
「知らんがな」程度で受け流すのではないかと。
(いや、どうかな、それは内容によるかな…)

とはいえ、少なくとも、私は中高時代に
「同性から批判された=自分の女子的な感覚はおかしいのか?」
という感覚に陥ることが多くて、
それが結果、女子集団が苦手、女子が怖い、
と思うようになってしまった大きな原因になっている気がする。

同性だからこそ、共感も憧れも、そして批判も嫉妬も嫌悪も、その振れ幅が大きいし、
だから、「女の子はみんな味方」「女の子大好き!」と仲間感たっぷりの女子を見ていると、
なんで? なぜそこまでして手放しで味方と信頼できるの?
批判したくなることないの? 傷つくことないの? 嫉妬しないの?
と不思議に思う。

※そういえば、「女子が苦手」の話は、
「男友達が多い女子」って切り口で前に書いたこともあったのでした↓

【女子界修行デトックス】 Vol.3 男友達が多い女子
http://moyo-moyo-moyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/vol3-b831.html

こういった考察を色々でき、また、こういった話題で、
詩人である文月さんとご一緒できて(対談相手としてはとても珍しいので)、いい機会でした。
そして何より、自分の経験談をイベントで話して、お客さんたちにすごく共感していただけて、
「自分の女子的な感覚はおかしいのか?」と思っていたところが少し成仏もされました。
またやりたい。


****
その他のお仕事告知。

tiiteの連載コラムです。
いつだって人気枠にいる人がその人気にふさわしい言動を期待され、
そうでない人は身の程を知った言動を期待され……という話を書きました。
【女子界修行デトックス】 Vol.4 見えない威嚇に怯える女子
http://moyo-moyo-moyo.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/vol4-7e17.html

Tiite_4_dance_ill
ぼちぼち次のVol.5も更新されると思うのですが、
なんとtiiteのサイト自体が12月には閉鎖してしまうようで、
この連載は終わりになってしまいます……。
続きを書かせていただける媒体さん、大募集です!!!
続きを書かせていただける媒体さん、大募集です!!!
続きを書かせていただける媒体さん、大募集です!!!

大事なことなので、2回ではなく3回言いました。
(実は、tiiteの他にも、今まで書いていたサイトがもう一つ閉鎖してしまうので、
12月からちょこちょこ閉鎖したサイトに掲載されていた記事を
少しずつこのブログに再掲載していきます。)


あと、週刊SPA!の2013年10月29発売号(11/5号)では、
特集「被害続出[オーガニック女]が怖い」と、
ギークロ通信「クラウド化がゲーム業界を変える!」
を書きました。
Og
週刊なのでもう売っていないのですが、
一部がWebに転載されているので、よろしければご覧くださいませ。
ズボラ女記者が「オーガニック女」御用達スポットに行ってみた
http://nikkan-spa.jp/532217


そして、ミニ漫画の仕事もしました。(依頼時に私で大丈夫ですか?と10回は確認しましたよ、まじで……)
「朝井麻由美の女子のミズサシ」というコーナーを描いています。
10月26日発売の新創刊のライフスタイル誌「Roost」 (ルースト) 2013年 11/26号 の仕事でした。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00FYYNNRY
こちらはまだ買えますのでよろしければぜひ。
こんな感じです。
Roost1_3
プレスラボ梅田カズヒコさんによる男のお部屋コラムに、
ふんわりした絵と全然ふんわりしていないツッコミコメントで、水を差す役割です。

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